阪神5550系|編成別写真集

5550系

5550系は、2010年に登場した普通用車両「ジェットカー」である。製造は車体がアルナ車両、足回りの艤装は阪神車両メンテナンスが担当している。車体は5500系そっくりだが、客用扉は幅が1400mmから1300mmに縮小されている。随所に1000系に使用された装備を取り入れており、目立つ部分としては種別・行先表示機をフルカラーLEDとした点や、シングルアーム式となったパンタグラフなどが挙げられる。また制御装置(IGBT-VVVF)や主電動機(170kW)、冷房装置も主要機器も1000系と同等である。主電動機出力が向上した結果、4両中1両がジェットカー史上初となる制御車となった。

5311形の置き換え用として1編成のみが製造され、2010年夏に登場。8月に公式試運転を行った後しばらく尼崎駅西側の留置線に留置されていたが、12月になって営業運転を始めた。後の増備は5700系に変更されており、1編成のみの存在となった。現在は他の「ジェットカー」と共に活躍している。

 

5551

5551F

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