北陸鉄道は、戦時中に石川県内の私鉄・バス会社をほぼ全て統合して生まれた会社である。出自が異なる路線の集合体であることや路線が点在し繋がっていないこともあって合理化が進まず、更にストライキや役員不在など混乱に陥り、1968年には鉄道全線の廃線を発表。しかし利用者などから猛反発されたため浅野川線と石川総線(石川線・金名線・能美線)は廃線しないこととした。
その後利用者が減少した能美線や鉄橋が強度不足で使用できなくなった金名線は廃線となり、現在も残っているのは浅野川線と石川線だけである。かつては自社オリジナルの車両もあったが、現在使用される車両は形式は異なるものの2路線とも東京の私鉄から譲り受けたステンレス車・アルミ車である。
浅野川線(北鉄金沢~内灘) |
石川線(野町~鶴来) |
8000系(8800・8900形) |
7000系(7000・7100・7200・7700形) |
03系 |
|