313系1300番代は、2010年に登場した313系1000番代(扉間転換クロスシート・車端ロングシート)の2連バージョンである。基本仕様は従来の1000番代各グループと同等であるが、クモハ313形には1700番代と同様に乗務員室側にもパンタグラフを搭載した点が特徴である。また同時期登場車の共通仕様として、ロングシート部分袖仕切の大型化、トイレ形状変更などが行われている。
前年登場のB400番代(ワンマン準備工事車)に対し、2011年登場の本グループは関西線や中央線木曽地区のワンマン運用を担っていた3000番代を置き換えるため当初よりワンマン設備を搭載した点が最大の相違である。同年度中に神領区所属の3000番代と同数の16編成が製造され、3000番代は大垣区に転属し飯田線の119系を置き換えた。2014年には武豊線電化に向け5次車に区分される8編成登場、車内灯が当初よりLED照明とされている。
現在は24編成が中央線中津川〜松本間や関西線名古屋~亀山および武豊線のワンマン列車を中心に、東海道線~武豊線直通の区間快速にも充当される。以前は中央線(名古屋~中津川間)列車の増結や朝ラッシュ時の東海道線岐阜~名古屋間運用も存在した。
※編成番号に下線があるものは1両ごとの写真を掲載しています
4次車(16編成) |
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B504編成 |
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B505編成 |
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B509編成 |
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B510編成 |
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B512編成 |
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B515編成 |
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5次車(8編成) |
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B518編成 |
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B522編成 |
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最終更新:2023/3/25