7200系は、1995年に登場した通勤型車両である。車体は7000系をベースとしつつも前面デザインを変更、窓を下方に拡大し客室からの眺望を確保したほか標識灯・尾灯をLED式の一体型としたため印象が異なる。内装はモケットを新しい柄に変更したほか、扉上部に情報案内装置や車椅子スペースを設置。開閉可能な側窓にはパワーウインドウを設けている。制御装置はGTO-VVVF、ブレーキも全電気指令式と、基本的に7000系と変わっていない。
3編成が製造されたが、第1編成・第2編成は8連、第3編成は7連で製造された。8連は5連での運転も可能で、その実績もある。8連運用の減少と7連各編成の老朽化などから2015年には第1編成が、翌年には第2編成も7連化されたが、いずれも中間車2両の車番を変更のうえ7連と同等の構成としている。余剰となった中間車は10000系に編入され、同系の7連化に生かされている。
7連は他形式に混じって快速急行以下の種別で使用されている。以前存在した8連は特急や急行など優等列車を中心に運用されていた。
▲現在の姿(7連) ▼8連時代 |
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7202F |
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