近鉄22600系|編成別写真集

22600系

22600系「Ace」は、2009年に登場した汎用特急車である。老朽化著しい12200系を置き換えるべく、22000系「ACE」をベースとしつつも時代の変化に合わせた改良がなされている。電算記号(編成番号)は2両編成がAT5*〜、4両編成がAF0*


車体は鋼製で塗装は引き続き橙に窓周りが紺、22000系と比べて屋根を高めにしている。前面は22000系を基本に、前照灯のHID化や行先表示のフルカラーLED化などを行っている。従来車に引き続き貫通形で、他形式との併結が可能である。
車内は21020系で導入した「ゆりかご式シート」を改良した座席を1050mm間隔で配置。様々な用途での利用を想定し、インアームテーブルの他座席背面にもテーブルを設置したほか、コンセントを2席に1個設置している。車内案内表示機は22000系に引き続き客室端の扉上にLED式のものを装備。便所はトレーラー車に設置しているが、車椅子対応席を設けている4連のサ22700形には大型便所を設置している。ク22900形にはアーバンライナーに続いて喫煙ルームを設置、客室は全面禁煙としている。
主要機器は21020系に準じており、制御装置はIGBT-VVVF、主電動機は出力230kW。台車も21020系と同じボルスタレス式である。パンタグラフはシングルアーム式としており、編成に2基設置している。


2009年初めに4連2編成と2連1編成が登場、3月に営業を開始した。2009年度には2連11編成が製造され、更なる増備も検討されていたがその後は製造されていない。現在4連は高安区所属で大阪線を中心に、12編成ある2連は高安区の他西大寺・明星・富吉の4区に分散して配置されているため特急が走る各路線で使用されている。高安区所属の編成は阪神線への乗り入れに対応しており、直通の団体列車などにも使用される。


4連

AF01(22601)

AF01

AF02(22602)

AF02

2連

AT51(22651)

AT51

AT52(22652)

AT52

AT53(22653)

AT53

AT54(22654)

AT54

AT55(22655)

AT55

AT56(22656)

AT56

AT57(22657)

AT57

AT58(22658)

AT58

AT59(22659)

AT59

AT60(22660)

AT60

AT61(22661)

AT61

AT62(22662)N

AT62

【備考】・路線名の背景が青地の車両は阪神相直対応編成

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