5050形は、1992年に登場した東山線用の車両である。非冷房の「黄電」を駆逐するために製造された。名城線の2000形をベースに設計された。
車体は16メートル級・3扉、車体材質は5000形のアルミからステンレスに変更された。前面は5000形に準ずる作りだが、灯具が縦並びから横並びに変更された。全車が日本車両で製造された。車内は座席が扉間7人掛け、車端は3人掛けでバケットシートを採用した。荷棚は全ての座席上に設置されている。冷房装置は薄型化が更に進み、車端部の張り出しは気にならない程度のものとなり、平天井化も実現した。車内に関する詳細はこちらのページをご覧いただきたい。
1編成は6両、5000形に引き続き3両1組のユニットを組んでおり両先頭車がトレーラー車である。制御装置はGTO素子のVVVFインバーター制御を採用。ブレーキは電気指令式。台車は空気バネ台車だがボルスタレス式を採用した。車輪は従来車に引き続き弾性車輪を使用している。
1992年に3編成が登場。その後も2000年まで毎年2~4編成のペースで導入され、6連27編成の陣容となっている。製造時期による差異は殆ど無い。2012年からは、2015年度のホームドア設置及びATO導入に向けて関連機器の設置と制御装置の改造が行われている。現在は他の形式と区別なく使用されている。
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↑2005年~2006年「メ~テレ」ラッピング |
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