21系

新20系の御堂筋線用である21系は、30系の置き換えを目的として1993年に登場した。

 基本設計は他線区の新20系と同様だが、列車間隔が短い御堂筋線の性格を反映し起動加速度を3.0km/h/sとしているほか、長編成であることから集電装置や空気圧縮機を搭載する付随車(2700形・車番は217**)が設定されている。
 当初9連で投入されたが、1995年から御堂筋線の10連化が実施され、同年登場の第14編成以降は付随車2500形(車番は215**)が追加され10連で製造された。9連で投入された13編成にも1996年に2500形が挿入され10連化されている。
 また1996年の第16編成と第17編成には扉上にLED式情報案内装置を設置し既存車にも改造を行ったが、前者は全扉上に設置していたのに対し既存車への改造では千鳥配置に変更されている。その後1998年製造の第18編成では千鳥配置とされ、その後も各線新形式でも千鳥配置が標準となっている。なお第18編成は10系リニューアルによる車両不足を補填するための増備であり、21系のみならず新20系全体でも最後の増備となった。

 2002年から6号車(2400形・車番は214**)が平日の一部時間に女性専用車とされ、大半の編成で同車のみラッピングが施されている。2012年からは中間更新が行われ、2015年度の施工車からは座席モケットや床敷物を御堂筋線のラインカラーである赤を基調としたものに変更している。

]21601N21601[上]中間更新後(2014年に施工)
[下]原型

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21602N21602
[上]中間更新後(2015年に施工)
[下]原型

21602F

21603N21603
[上]中間更新後(2015年に施工)
[下]原型

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2016年に中間更新

21604F

21605N21605
[上]中間更新後(2014年に施工)
[下]原型

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2016年に中間更新

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21607N21607s
[上]中間更新後(2013年に施工)
[下]原型

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2015年に中間更新

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21609N21609[上]中間更新後(2017年に施工)
[下]原型

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21611N21611
[上]中間更新後(2017年に施工)
[下]原型

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