名鉄100系(200番台)|FTN trainseat.net

名鉄100系(200番台)

写真: 213

名鉄100系は1978年に開通した名古屋市営地下鉄鶴舞線との直通運転に向けて製造された車両ですが、およそ10年が経過した1989年に増備車が登場し ました。この編成は車体の見た目は同じ、また番号も続番ながら制御装置と車内が当時製造されていた本線の通勤車に近いものとなっていました。1991年には鶴舞線の上小田井延伸に備えて番号を200番台として増備、1993年の上小田井延伸と犬山線への直通開始時にはVVVF制御の中間車を組み込み全編成が6連化されました。

ここでは1991年に増備された100系200番台(211F~214F)の、前後2両ずつの車内をご覧いただきます。3・4号車はこちらのページをご覧ください。


20-車内全景

車内全景です。1989年の116Fで各部の仕様を当時増備が進行していた6500・6800系(金魚鉢セミクロスシート車)に合わせていましたが、車内の色遣いに関しては100系1・2次車を踏襲していました。本グループでは座席モケットや化粧板、床敷物を6500・6800系のオールロング車に合わせており、寒色系の色遣いで登場しました。4扉・ロングシートの構成は従来通りです。

20-車端部

車端部です。

20-乗務員室仕切

乗務員室の仕切りです。機器が多いためか運転台側に窓は無く、車掌台側も小さめ。車掌台側には最近機器が追設され(窓から見える白い箱です)、前面展望はかなり苦しくなっています。

20-扉

扉も6500・6800系と同じものと思われます。左側の扉には点字の扉位置案内が貼り付けられています。

20-天井

天井は張り出しが無くなり、端に蛍光灯、内側にラインデリアという構成です。

20-窓

窓は初期車から変わらず固定窓・横引きカーテンとなっていますが、窓枠がFRP製に変更されています。

20-床

床敷物は6500・6800系の最終増備車や既に廃車となった瀬戸線6750系と同様です。

20-7人掛け

座席を見ていきましょう。扉間は7人掛けで、座席・袖仕切とも6500・6800系に準じた形状に変更されました。100系1・2次車は座面が座布団のように盛り上がっており、お世辞にも座り心地が良いものではありませんでしたが、厚みが抑えられ適切な量に収まっています。また袖仕切も袖板が縦に大きくなったようで、肘掛として機能するサイズになりました。

20-3人掛け20-3人掛け優先

車端部は3人掛け。優先席は背摺りのモケットを青くして区別しています。

座席系

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