5200系は、1988年に登場した名古屋・大阪線用の一般型車両である。電算略号(編成番号)はVX。
主に急行・貸切列車用として製造され、車体は鋼製で21メートル級3扉、前面はパノラミックウインドウの採用や貫通扉の大型化などで従来車とは異なる印象である。座席は長距離運用に対応して妻部を除く全席が転換クロスシート、両先頭車にトイレを設けたほか、扉横には団体運用時のみ用いる補助座席を設け座席数を増やしている(詳細はこちら)。主要機器は同時期の4扉一般車に準じて制御装置はVVVFインバータ、ブレーキは電磁直通ブレーキで従来の車両との併結を考慮した。
9編成目からは補助電源をブラシレスMGからSIVに変更したため5209系に、11編成目から台車を積層ゴムブッシュ式のKD-301からボルスタレス式のKD-306Bに変更したため5211系と区分されている。
製造から20年が経過する2007年からは車体更新を実施している。内容は主に車内の更新で、化粧板や床材、モケットの張り替え、車椅子スペースのや情報案内装置の設置、トイレの洋式化、テーブル・補助座席の撤去などである(詳細はこちらを参照)。なお一部編成はLED式・一体型だった種別灯・尾灯をシリーズ21と同じ分割式に交換している。
現在は大阪線に4編成、名古屋線には9編成が在籍し、急行など長距離列車を中心に運用されている。
VX01 |
阪 |
|
VX02 |
名 |
|
VX03 |
名 |
|
VX04 |
阪 |
|
▲2014年~ 2250系復刻塗装 |
VX05 |
阪 |
未撮影です |
VX06 |
阪 |
VX07 |
名 |
|
VX08 |
名 |
|
VX09 |
名 |
|
▲2009年 世界新体操選手権ラッピング |
VX10 |
名 |
VX11 |
名 |
|
VX12 |
名 |
|
VX13 |
名 |