福江町
製作は天明から寛政(1781~1800)の間、高さ6.0m×幅2.1m×奥行き3.7m。天井や屋根には金箔、手摺りには鍍金金具を用いている。
大幕・水引は緋ラシヤ地で金銀色糸を用いた「遣唐使」図・「花鳥」図。見送りは「大蛇退治」図。
奉芸はカラクリ人形による「唐子文字書き」。出来上がるまでは何をやっているやら分からない観客も、書き上げ文字が披露されると共に歓声が沸き起こる。前山や天井を支える柱は蝋色地・青貝入り、天井や屋根には鍍金金具の装飾が付く。
【動画】カラクリ人形による文字書きの様子。人形は回転する台座の上に載っており、各方向の観客に書いた文字を披露することが出来る。