300系

300系は、2002年に登場した名鉄の通勤形電車である。小牧線と名古屋市営地下鉄上飯田線の直通運転に向け登場した。

【車体・車内】
 車体は100・200系に続いて20m級4扉であり、「日車式ブロック工法」を用いた名鉄初のステンレス車である。但し前面は加工性や事故修理の容易さなどから普通鋼製で、曲線を使用した柔らかなデザインであり助士席側には非常用の貫通扉が設けられている。前照灯はHID灯が上部に、尾灯・補助灯がスカート部分に設けられている。帯色は上飯田線のラインカラーであるピンクの太帯と赤色の細帯を用いており、帯の入り方は1800系のように側面と前面では位置が逆転している。

 車内はロングシートと転換クロスシートを交互に配置しており、モケットは青や赤など鮮やかなものを用いている。側窓は緑色を帯びたUVカットガラスを採用している為、カーテンは設置されなくなった。車端部の座席が2人掛けと通常の20メートル級の電車より余裕がないが、これは上飯田線のホームドア対策として扉を5メートルごとの配置とした為である。

【主要機器】
 制御装置はIGBT素子を用いたVVVFインバーター制御、主電動機は出力170kWの誘導電動機である。ブレーキは電気指令式ブレーキだが、名鉄では初めて純電気ブレーキを採用している。また車両情報管理装置(TICS)が導入されており、これら機器類については以後登場した各形式にも反映されている。

【増備と運用】
第1編成が2002年2月に登場、同年4月に営業運転を開始し3300系(2代目)や一部の5500系などを置き換えた。2003年3月の市営地下鉄上飯田線開業までに8編成が揃い、現在まで一貫して小牧線・地下鉄上飯田線で運用されている。名古屋市7000形の運用は基本的に朝と深夜のみであるため、同線はほぼ全列車が300系により運用されている。なお本形式が検査に入った際、名古屋市7000形による代走が行われる場合がある。

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