名古屋臨海高速鉄道(あおなみ線)1000形|編成別写真集

名古屋臨海高速鉄道1000形

 名古屋臨海高速鉄道は名古屋市の名古屋~金城ふ頭間を結ぶあおなみ線を運営する会社である。筆頭株主は名古屋市だが、JRの貨物線である西名古屋港線を全面改良した路線であることや、車両検査をJRに委託しているなど、JRとの結びつきが強い。同線の全列車で使用されるのが1000形電車であり、2004年のあおなみ線開業に伴い登場した。

 全車が日本車両で製造され、日車ブロック工法を用いた20メートル級3扉のステンレス車体である。前面は非貫通の高運転台、前照灯と尾灯、行先表示機を窓上に配置している。また前面下部には車番の下2ケタが大きく書かれている。側面は窓の戸袋部分に濃淡2色の青い帯を4両編成を組んでいるが将来の6連化に対応できるよう設計されている。車内の化粧板はFRPの成型品、窓もカーテンが省略された紫外線カットガラスである。座席はロングシートであり、1席ずつが独立した形状である(詳細はこちらも参照のこと)。主要機器はIGBT素子を用いたVVVFインバーター制御に三相誘導電動機の組み合わせであるが、これらはJR東海313系と同一品である。また運転台機器配置も前面形状の違いはあるが313系に合わせている。なお編成構成は金城ふ頭方からTc1-M1-M2-Tc2で電動車を中間車に固めている。

4連8編成が製造され、あおなみ線の全列車が本形式で運転されている。

写真: AO1101

1101F

写真: AO1102_2

1102F

写真: AO1103

1103F

ao1104

1104F

写真: AO1105

1105F

写真: AO1106

1106F

ao1107

1107F

写真: AO1108

1108F

編成別写真集に戻る

inserted by FC2 system