2015年春の北陸新幹線開通に伴い、北陸線の金沢~倶利伽羅間は第三セクター「IRいしかわ鉄道」に継承され521系2次車3編成・3次車2編成が同社に移籍した。
塗装は前頭部全体を水色に塗装、側面は水色と青の帯を配したほか、前面転落防止幌と側面帯には加賀友禅をモチーフにした各編成ごとに異なるアクセントカラーを配している。
なお2020年に登場した100番代については登場経緯や運用が異なるため別項にて紹介する。
【2次車】
2次車でIRいしかわ鉄道に移籍したのはG05・09・25の3編成、編成番号は車番順にIR01~03に振り直された。
【3次車】
3次車のうち2014年度製造のJ20・21編成が移籍しIR04・05編成とされたが、この2編成は製造時よりIRいしかわ鉄道への譲渡を前提としていたためJR時代には全く運用に入っていない。塗装は製造時点ではJR車と同様であったが、運用入りの前に独自の塗装に変更されている。
【運用】
自社線の他あいの風とやま鉄道の倶利伽羅~富山間で運用されている。なおIRいしかわ鉄道の金沢~津幡間はJR七尾線への直通列車も走行するが、本形式の同線への乗り入れは無い。
2次車 |
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(G05→)IR01■ |
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(G09→)IR02■ |
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(M10→G25→)IR03■ |
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3次車 |
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(J20→)IR04■ |
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(J21→)IR05■ |
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