阪急6000系(大規模改造車)|FTN trainseat.net

阪急6000系(大規模改造車)

写真: 6015_2

1976年に登場した6000系は、1998年ごろに支線用などを除き大半が宝塚線に集結。8連14編成(うち1編成が2014年に能勢電に移籍)が活躍する主力形式となっています。今回紹介するのは主に車内の改装を行った大規模更新を施工した車両で、窓の天地寸法が大きくなった扉と銀色のクーラーキセが特徴です。2編成とも2001年~2002年と初期の施工ですが、工事の内容が若干変化しており、今回は2編成目の6015Fの車内を紹介します。なお2015年からは平日朝の通勤特急用として前に2両繋いで10両半固定になってしまう場合があるようです。


60N-車内全景

まずは車内全景。本来の6000系と比べると、濃くなった化粧板や袖仕切りのついた座席などの違いがお分かりいただけるかと思います。

60N-車端部

車端部です。貫通扉の天地寸法が拡大された点と、妻面の化粧板の色が濃い点は更新車共通のメニューになっています。化粧板の色が濃くなったため、以前より金属の枠が目立つようになりました。

60N-乗務員室仕切

乗務員室仕切です。やはり化粧板が貼り替えられています。

60N-床

床はフットラインを意識したブロック調の柄のものに取り替えられましたが、これに関しては従来車でも随時行われています。

60N-天井

天井です。ここは変更されていないようです。

60N-扉

天地寸法の大きな窓が特徴的な扉です。ここも化粧板が濃い色とされています。

60N-LED表示機

改造メニューの一つとして、一部の扉横にLED式の情報案内装置が設置されました。大規模更新車によく見られる設備で、文字サイズは少し小さめ、表示機の真下に路線図が貼り付けられています。

60N-窓

窓とカーテンです。カーテンがフリーストップ式に変更されましたが、なんと鎧戸と同じく下から上に引き上げて使います。リニューアル・大規模更新でも初期に施工された車両で多く見られる形態です。それから荷棚はパイプ製からポリカーボネイト製に取り換えられています。

60N-9人掛け

座席に入ります。扉間は9人掛けです。座席の形状はそのまま、おそらく袖仕切りを取り替えただけだと思います。

60N-5人掛け

車端部は5人掛けです。

60N-車いすスペース60N-3人掛け

車端部には車いすスペースを設置したため3人掛けが登場しました。車いすスペース自体は手摺りが設けられた程度、必要最小限の設備です。

60N-2人掛け

乗務員室直後は2人がけ。

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